Date:2007/07/24 23:40
グラフィック・デザイナー創作の丸亀うちわ展示
グラフィック・デザイナー創作の丸亀うちわを集めた「FUNFAN(ファンファン)展」(香川県主催)が10日、高松市サンポートのかがわプラザで始まった。2回目の今回は、主に海外のデザイナーが描いた70点を展示。日本の伝統工芸品に斬新なデザインをあしらったユニークな作品が来場者を和ませている。31日まで。
地球温暖化への関心が世界的に高まる中、国内外にエコ商品の丸亀うちわの技術や文化、ブランドをアピールし、市場の創出や産業の振興を図るのが狙い。
前回は、日本グラフィックデザイナー協会の会員による作品だけだったが、今回は同協会の福田繁雄会長の呼びかけで、海外のデザイナーとのコラボレーションが実現。米国やフランスなど23カ国の56人と国内の14人が出展した。
テーマは「世界に愛の風を…」。ハートマークや唇をデザインしたり、日本風に金魚や浮世絵をあしらうなどオリジナリティーにあふれている。高松市北浜町の主婦近藤由里子さん(32)は「デザインが面白く、楽しめながら涼めそう」と話していた。
同展は、香川県丸亀市港町のうちわの港ミュージアムでも同日から開催しており、点数をさらに増やす計画。18日からは県歴史博物館でも開催し、販売も検討。首都圏や関西圏のほか、9月にはイタリアでの展示も予定している。
SHIKOKU NEWSより引用
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